英会話教室、ちょっとまって!
「英語はこれから必要だよね。」
「子どもには身につけさせてあげたい。」
そう思ったとき、ママの頭に浮かぶ選択肢は、だいたい以下の2つではないでしょうか。
- 英会話教室
- オンライン英会話
BUT!
どっちもちょっと待って!
私自身、11年目の現役英会話講師ですから、教室やオンラインなど、第三者の講師の良さは誰よりも知っています。
ただ、その私だからこそ、はっきりお伝えしたいことがあります。
0〜6才の今、いちばん最初にやるべきことは、教室選びではありません。
その前に、どうしても知っておいてほしい『数字』があります。
鍵その1
注目すべきは
『英語に触れる量』
正直に言います。
どんなに高額な英会話教室でも、どんなにすごいスーパーカリスマ講師でも、
たった1回60分・週1回の短い時間では、英語を喋れるようにさせるなんて、不可能です。
『2000時間』の法則
アメリカ国務省の外交官養成機関(FSI)は、70年以上の外国語教育データをもとに、「英語ネイティブが日本語を習得するには約2,200時間の学習が必要」と公表しています。
日本語と英語は、それだけ遠い言語同士。裏を返せば、日本人が英語を習得するにも約2,000時間以上が必要ということです。
実は、赤ちゃんの母語も同じです。生まれてから毎日約3時間、ママやパパの声を聞き続けた赤ちゃんは、ちょうど約2,000時間のインプットに到達する2才頃、言葉を話し始めます。
つまり『2000時間』は、言葉が芽を出すまでに必要なインプット量の、ひとつの目安なのです。

では、2000時間とはどれくらいの時間なのでしょうか?
仮に、1回1時間・週1回・年間40回の教室に通ったとすると…
1年間で、たったの40時間。
2000時間に到達するまで
──50年です😱
しかもこれは、あくまで『話し始める』まで。2才児レベルの英語力です。 ここから大人レベルに『話せる』状態になるまで、あと何十年かかるのでしょう…。
どう考えても、圧倒的に英語にふれる『量』が足りないのです。
では、おうち英語なら?

毎日30分のおうち英語でも、1年間の積み重ねは週1回の教室の4倍以上。教室を軽々と超えていきます。
さらに、毎日60分の「英語のある時間」をつくれたら、年間365時間。 教室だけなら50年かかる2000時間が、5〜6年で見えてくる。
0〜6才の6年間をどう過ごすかで、これだけの差がつくのです。
人は、覚えたことの70%を
翌日には忘れる

「エビングハウスの忘却曲線」という有名な研究では、人は覚えたことの70%以上を、翌日には忘れてしまうことが示されています。
週1回のレッスンでは、せっかく覚えた歌もフレーズも、忘れた頃に次のレッスン…のくり返し。
週1回まとめて触れるより、毎日少しずつ触れるほうが、幼児期の言語習得には圧倒的に合っているのです。
伸びる子は、
おうちでも英語に触れている
11年間、教室で子どもたちを見てきて、はっきり分かったことがあります。
同じレッスンを受けても、伸び方は子どもによって違います。 もちろん、その子の特性もあります。でも、それ以上に影響が大きいのは──
おうちでも、ママが英語に
ふれさせてくれているかどうか。
「教室に通わせているから大丈夫」と、すべてお任せのご家庭のお子さんは、やっぱり伸び悩みます。
一方で、ぐんぐん伸びる子のママがやっているのは
- YouTubeで英語の動画を流す
- 教室で習ったフレーズを、おうちでちょっと使ってみる
など、特別なことではありません。たったそれだけで、全然違うのです。

週1回の教室は「種まき」。芽を出させて育てる「毎日の水やり」は、おうちの環境。 これが、私が11年間見てきた現実です。
鍵その2
もうひとつの鍵は
『始める時期』
『量』と並んで、英語の伸びを左右するのが『始める時期』です。
伸びる子は、
年少さんまでに始めている
0〜3才の耳は、
英語を吸収する黄金期
赤ちゃんは、世界中の言語の音を聞き分けられる耳を持って生まれてきます。この「英語の音をそのまま吸収できる耳」は、年齢とともに日本語の音に最適化されていきます。だから、耳へのインプットは早ければ早いほど有利。
年少さんよりも2歳児、2歳児よりも1歳児。 早く始めた子ほど素直に英語を吸収していく──
これも、11年間教室で見てきた間違いのない事実です。
日本語の発達とともに
英語への抵抗がでてくる
年中さんを過ぎると、日本語が一気に伸びてきて、「日本語のフィルター」が作られてきます。

この時期の子に「🍎=apple」と教えると、── 「違うよ、リンゴだよ!」と返ってきます。
日本語が固まる前の子は、appleをappleのまま、まるごと受け入れます。 だからこそ、英語との出会いは一日でも早いほうがスムーズなのです。
幼児期は『ママの影響力』が最強
0〜6才の子どもにとって、世界の中心はママです。
この時期の子どもは、「ママが好きなもの」を好きになります。 だから、おうちに英語がある環境をつくるだけで、子どもは自然に英語を吸収していくのです。
この魔法には、期限があります
小学生になると、子どもは少しずつ親から離れていきます。 「ママと一緒に」が通用しなくなり、お友達や先生の影響力のほうが大きくなっていく。『先生の言うことは聞くけど、親に教えられるのは嫌』になってくるのがこの時期です。
年中さんごろから、
ママも子どもも忙しくなる
もうひとつ現実的に、年中さん以上になると、他の習い事も始めたり、下の子が生まれたり。 ママも子どもも、少しずつ忙しくなっていきます。
そうなると、どんなに気持ちがあっても、『量』が確保できなくなるのです。
結論:おうち英語は
いつから始める?
答えは、0才から。
そして、思い立った今日からです。

『量』と『始める時期』は、
つながっています。
「もう3才だから遅い?!」
大丈夫、英語に『遅すぎる』ことはありません。年齢による特性を把握しながら、今すぐ始めましょう😊
0才〜年少
・英語を英語のまま自然に吸収できる黄金期。
・ママの影響力が絶大・時間がたっぷり。
・おうち英語に最適のゴールデンエイジ。
年中〜年長
・日本語が発達し、英語への抵抗がでてくるが、まだまだ英語脳・英語耳は鍛えられる⚪︎
・他の習い事・下の子が生まれたりと忙しくなる。
・おうち英語と、対面教室のハイブリッドがオススメ★
小学生〜
・日本語が確立し、英語は『勉強』になってしまうが、中学→高校→大学と、英語は重要科目であることに変わりはないので、諦めずに今すぐ始めよう!
・親から離れ、友達や先生の影響力の方が大きくなる。
・オンラインでもひとりで受講できるようになる。
教室・オンラインは
「ダメ」ではなく、
『足し算』するもの
教室やオンライン英会話を否定しているわけではありません。適切な時期がきたら、取り入れていくことをオススメします★
教室にしかない価値
これらは教室にしかない価値で、おうち英語との相乗効果は抜群です。
大事なのは、足す順番

オススメの順番は、こうです。
土台づくり
まず、おうちに『英語のある日常』をつくる
『量』を担保する。
ぶっちゃけ『質より量』が効いてくるのがこの時期です。
ハイブリッド
土台の上に、教室やオンラインをプラスする
外部講師に習ったことを、おうちに取り入れ、相乗効果を生む。
⚠️土台のないまま週1回だけの教室やオンラインに任せると、「教室に行ったときだけの英語」になってしまい、効果は低くなってしまいます。
✅おうちでの土台があれば、教室で覚えた歌もフレーズも、毎日のおうち時間で何度も再生され、しっかり定着していきます◎
バトンタッチ
英語の主導権を、子ども自身へ
おうちで育てた土台があれば、小学生からは教室やオンラインを「自分の学び」として使いこなせるようになります。
親がいなくても、自ら学べる子に──それが、英語の『ひとり立ち』です◎
とはいえ──
「結局、親は何をすればいいの?」
おうち英語コーチング
「おうち英語が重要なのはわかった!で、結局うちの場合は、具体的に何をすればいいの?」
こんな声をよく聞きます。
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